更新手順を記録
毎月の整形作業をクエリにまとめ、同じ処理を繰り返せる形にします。
毎月の集計を、手作業のコピー&ペーストで続けていませんか。Power Queryでデータをまとめ、更新できる手順に整えます。
繰り返す作業を、再現できる流れへ。
現在の手順やファイル構成を伺い、自動化できる範囲を一緒に整理します。
仕組みを整える
Power Queryは、Excelに搭載されたデータの取得・整形機能です。元データを読み込み、不要な列の削除や表記の統一、型の変換といった処理を手順として記録できます。
次回からは同じ手順を使ってデータを更新できます。VBAマクロとは別の仕組みなので、マクロを使わない運用にも取り入れやすい一方、データの保存場所や組織のセキュリティ設定によって更新条件は異なります。
毎月の整形作業をクエリにまとめ、同じ処理を繰り返せる形にします。
テーブルの形をそろえ、ピボットテーブルや関数で使いやすいデータに整えます。
よくある作業の詰まり
手順が人の記憶に頼っていると、担当者が替わるたびに集計の確認が必要になります。データ統合と業務標準化を、日々のファイル運用に合わせて進めます。
複数フォルダや複数シートにある売上・在庫データを、共通の列構成にそろえて統合します。
毎月同じ加工を繰り返す集計を、データを差し替えて更新できるレポート構造に見直します。
商品名や日付の表記を統一し、不要列の削除やデータ型の変換を処理手順に組み込みます。
テーブルの列や形式を標準化し、ピボットや関数など次の工程で扱いやすくします。
改善イメージ
以下は、改善後の運用を考えるための例です。実際の所要時間や対応範囲は、データの状態と更新条件を確認して見積もります。
複数店舗の売上
店舗ごとに分かれたファイルを一括で取り込み、同じ列構成の集計表にまとめる運用を目指します。
月次の定型集計
手作業で約3時間かかる集計を、更新と確認を中心にした約30分の作業へ見直す改善イメージです。
担当者の交代
クエリの更新方法と確認箇所を手順書に整理し、担当者が替わった後も作業を追える状態にします。
導入の進め方
現在の集計方法を確認し、毎月の業務に合わせて設計します。最初に範囲を決めます。
入力元、加工内容、確認方法を伺い、手作業が残る箇所も洗い出します。
複数ファイルの統合方法と、更新時に必要なルールを決めます。
実データで結果を確かめ、問題がなければ本番の手順に移します。
更新方法とエラー時の確認箇所を共有し、担当者が操作できるようにします。
導入後も相談できます
作って終わりにせず、担当者が変わる場面や元データの変更も見据えて支援します。
更新手順や確認項目を、日々の作業に沿って整理します。
列の追加や元ファイルの変更に合わせた見直しを相談できます。
新しい担当者が更新と結果確認を行えるよう、操作を一緒に確認します。
次の月次集計から見直す
現在のファイル構成と作業の流れを伺い、Power Queryでのデータ統合やExcel自動化の設計案をご提案します。